【ぷよクエ】感覚の魔術師シリーズのデッキ例とダメージ計算
感覚の魔術師シリーズ★7がいきなり来たので、デッキ例とダメージ計算結果を見ながら特性を把握していきたいと思います!
ダメージ計算条件は記事末尾。 デッキ画像をタップすると計算の詳細が表示されます。
カード情報
★7へんしんキャラクターに『感覚の魔術師シリーズ』が追加! | ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)公式サイト
スキルは単色盾破壊1T3.8倍。発動個数は40で普通。
感覚の魔術師シリーズはかがみのラフィソルガチャの抱合せで初実装され、 コスト30帯のイベントの特攻カードとして活躍(?)していました。
☆7はまだ先かな〜と思いながらゆっくり育成してたらいきなり☆7が来ましたね。
MAXステータス&コンビ
コスト30帯のこうげきタイプということもあり、たいりょくステが低めです。 体力に不安があるならたいりょく特訓にしても良いでしょう。
特訓 | こうげき | たいりょく |
---|---|---|
攻撃 | 4936 | 7063 |
体力 | 4686 | 7563 |
コンビはメリリースだけ「めがね」が乗りますが、あとは「ボーイズ」と「ガールズ」のみです。
緑はガールズで、それ以外は見た目で判断できそうです。
マジカルウォールとの比較
マジ壁 | 感覚 | |
---|---|---|
タイプ | バランス | こうげき |
副属性 | あり | なし |
倍率 | 3.5 | 3.8 |
持続 | 2T | 1T |
コスト | 40帯 | 30帯 |
状態異常盾 | 選択 | なし |
単色の盾破壊というとマジカルウォールですが、それより倍率が高く持続ターンが短いです。 また、コスト30帯ということもあって状態異常盾を付与できません。
盾破壊スキルは全盾ボス相手に使わないと意味がないので、 感覚の魔術師の出番は全盾ボスが相手のときになります。
現環境はフェスからフルパワーへの移行が本格化しており、フェスやコスト40帯のオールスターなどはばらまかれている状況です。 また、コラボガチャも頻繁に開催されています。 フェスやフルパワーは色に対応した状態異常盾を標準装備しており、オールスターや最近のコラボカードは状態異常盾を選択できます。 そのため、それらのカードを使って単色デッキを組むと自然と状態異常耐性デッキができあがります (緑デッキなら混乱耐性デッキ、黄デッキなら麻痺耐性デッキなど)。
そんな中に、状態異常盾を付与できない感覚の魔術師を放り込むと、 一人だけ状態異常にひっかかりデッキ全体の足を引っ張りかねません。
そのため、状態異常を付与してくるやっかいなキリ番全盾相手には感覚の魔術師は採用しづらく、 被弾を想定しないスライドデッキの裏などに仕込んでおくなどの工夫が必要となります。
よって、マジカルウォールとは状況に応じて使い分ける形です。 副属性の有無が違うので、他のカードが要求してくる色合わせでも使い分けができます。
デッキ例
青闇天使(逆転ステージ)
パトリ2発合計で4.0億、フルパワー5.9億。
従来デッキはパトリ2発合計で3.7億、フルパワー5.4億でした。
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パトリのスキル攻撃は青属性のみの攻撃なので単純に火力が増します。 コンビが乗ったムシュトより、コンビが乗っていないメリリースのほうがこうげきステも高いです。
パトリもムシュトもとっくんで怯え盾を選択できるので、従来デッキは怯え耐性デッキです。 メリリースは状態異常盾を付与できないので穴になる可能性がある点に注意が必要です。
ひやくのウィッチデッキ
ひやく1発で23.1億、フルパワー35.1億。
従来デッキ
従来デッキはひやく1発で21.4億、フルパワー32.4億でした。
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黄色の全色盾破壊は実装されていないため、こちらもアージスをヒューゴに変えることで単純に火力が増します。
ヒューゴは状態異常盾を付与できないため、麻痺盾が必要な状況ならアージス一択です。 また、蒸気都市のシェルブリック3世のように、バランスタイプを要求してくる場合もアージスになります。
ヴァルカバデッキ
アルカバ1発で28.6億、フルパワー43.9億。
従来デッキ
従来デッキはアルカバ1発で30.2億、フルパワー46.3億でした。
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全色3.5倍のムシュトを青3.8倍のメリリースに変更するとダメージが少し下がりました。
これは、アルカバのスキル砲は全属性で同じ倍率が発生し、 副属性持ちがムシュトを含めて5枚あるためです。
副属性分のダメージで盾破壊の倍率差を埋めてさらにお釣りが来る状態です。
全色盾破壊との倍率比較
盾破壊の倍率をカード6枚分に換算して比較すると以下のようになります。
副属性持ちが5枚いる場合の倍率計算:
単色3.8倍 = 6*3.8 + 5*1.0*1/3 = 24.466...
全色3.5倍 = 6*3.5 + 5*3.5*1/3 = 26.833...
24.5倍と26.8倍を比較して全色3.5倍の方が強いことが分かります。
この計算をまとめて行ってグラフにしました。
下にある表は計算結果の詳細であり、単色3.8倍を超える倍率は赤字にしてあります。 グラフの黒い線が単色3.8倍の倍率を表しています。
グラフや表から、全色3.5倍のムシュトが相手だと副属性持ちが2枚以下でないと勝てないことが分かりますね。
なお、全色盾破壊は現時点では4枚実装されています。
わだつみデッキ
わだつみ1発で16億、フルパワー20.6億。
従来デッキ
りんご ver.うららを使った従来デッキ(その1)は、わだつみ1発で15.9億、フルパワー20.5億でした。
テラを使った従来デッキ(その2)は、わだつみ1発で14.8億、フルパワー19.1億でした。
ーーーー
全色3.2倍のりんご ver.うららを赤3.8倍のキャロに変更するとダメージが少し上がりました。
副属性持ちが5枚なら全色3.2倍の方が強くなることは既にグラフで示した通りですが、 実際は逆の結果になりました。
このデッキのダメージ計算は複雑であり単純な倍率計算で比較するのが難しいので詳しく見ていきます。
まず、デッキ内の副属性持ちは5枚ですが、隣接エンハを使って先頭の3枚でダメージの9割を稼いでいるデッキなので、 実質的に副属性6枚として扱います。 副属性6枚なら全色3.2倍の方がさらに強くなるはずですが、それでも実際はキャロのほうが強くなりました。
この理由は、わだつみのスキルでは赤ぷよと青ぷよが消えるため、赤青と緑黄紫で攻撃倍率に差が出るためです (プリボ13個ノーマルスキルの場合:赤青が148.96倍、緑黄紫が109.2倍)。
弱めの緑黄紫の副属性攻撃を3.2倍にするより、 強めの赤の主属性のみを3.8倍にしたほうがトータルでは強くなったということです。
わだつみのスキルを全属性を同じ倍率に設定して計算してみると、りんご ver.うららの方が強くなります。
ただ、何回も書きますが、キャロは状態異常盾を付けられないので、怒り耐性デッキにしたい場合はうららりんごの方がよいです。
ペアカードデッキ
デッキ例はありませんが、エクストラなどペアカードを使ったスライドデッキに入れる盾破壊役として感覚の魔術師は適正が高いです。
以下のグラフで示すように、ペアカードは一色特化の強化スキルなので、副属性分の攻撃はそもそも無視できるためです。
ワイルド化スキル使用時は同じ倍率で全属性に攻撃が発生するため、 副属性分のダメージもある程度期待できます。 その結果、単色3.8倍より全色3.5倍の方が強くなります。
妨害を入れながら回すスライドデッキなら、被弾を想定しなくて良いので状態異常盾を付与できないことも問題になりません(開始時に控えにいる場合)。
まとめ
盾破壊スキルは各カードの特性を理解して使い分ける必要があります。
- 童話漁師で2T殴りたい場合
- → マジカルウォール、ムシュト、新八クルーク、バナナなど
- 副属性持ちがデッキ内に複数いる、かつ、プリボ砲やワイルド殴りの場合
- → 全色盾破壊
- 状態異常盾が必要な場合
- → マジカルウォール、ムシュト、新八クルーク、うららりんごなど
- 状態異常盾が不要、かつ、単色のスキル砲やペアカード殴りの場合
- → 感覚の魔術師
〜〜〜〜
以上!
ダメージ計算条件
- タワボマ (3倍)
- コンボなし (等倍)
- フル特攻 (普通のデッキなら1.6倍)
- 属性相性等倍
- こうげきとっくん
- おうえんボーナス600,500,60
- 逆転補正考慮済み