【ぷよクエ】基礎から理解する攻撃回復逆転ステージ【現代逆転理論】
ギルイベの攻撃回復逆転ステージを「参照ステの切り替え」という理論をベースとして解説します。 以下の記事の図も参照するのでまずこちらを読んで下さい。
導入
はじめに
この記事は仕様理解に重点を置いた記事です。 デッキ例については以下の記事を参考にしてください。
逆転ステージの仕様
まず、ぷよクエでは運営から仕様というものは「基本的には」提示されません。 問い合わせても攻略情報であることを理由に「基本的には」教えてはもらえません。 逆転ステージの仕様ついても同様です。
プレイヤー間で情報を交換しながら考察を深めて行ってね💕ということだと私は理解しています。
「基本的には」ということは例外もあります。 頑張って問い合わせれば部分的に仕様ですという回答を引き出せるようです。
逆転補正については逆転ステージ実装当時 (2016年) にはっぱさんがすぐに気づいて問い合わせています。
攻撃力が逆転した後の回復値が半減されるのは仕様らしいです\('ω')/
— はっぱさん (@happa_puyo) 2016年11月14日
優良誤認返金騒動かよ。。。 pic.twitter.com/XBIkwiVveD
再度連絡したら昔あった攻撃⇔回復逆転クエストの使い回しをしてるからんな逆転後の回復値半減とか言われたって困るわー
— はっぱさん (@happa_puyo) 2016年11月15日
とのこと。言葉通り受け取るなら半減にしてること自体おかしいし、パトリガチャの時に実装するから使ってね みたいに告知しておいて、実際はそのスキル半減だ!とか頭おかしい pic.twitter.com/zhMep9PMAI
ダメージ計算や、通常クエストにてラピダンで同じことやったら計算通りちゃんと出たし、ギルイベの回復逆転だけ半減してるとなったら普通に表記上アウトだから完全なる黒でやばいっしょ
— はっぱさん (@happa_puyo) 2016年11月14日
今回の回復逆転で攻撃⇔回復が逆転したあとの回復値が半減になってた仕様について運営に不具合報告してきたけど、これが仕様ですとか、攻略情報のためとかではぐらかされたら、前もって告知してる+実装後も表記にないから青闇天使ガチャを優良誤認で返金騒動起こるからちゃんと対応してほしいね
— はっぱさん (@happa_puyo) 2016年11月14日
また、条件付きのリダスキが逆転環境では回復力に乗ることはきはくのペルヴィスの告知文に注意事項として記載されています。
【追記 2018年9月10日(月)21:45】 本日リリースいたしました[★6 きはくのペルヴィス]につきまして、リーダースキルの説明で一部内容が不足しておりましたため注意事項へ内容の追記をさせていただきます。
※きはくのペルヴィスのリーダースキル効果「紫属性のみで攻撃を行った場合」は「攻撃と回復が逆転する効果」が発動した環境下では、「ダメージ値」ではなく「回復値」が1.4倍となります。
最近ですと、サンタの師・ローザッテのスキルについての問い合わせもありました。
【悲報】
— えむくろ@3/17新作ニコメド投稿! (@MimicXrow) 2019年12月24日
聖夜ロザの逆転挙動、仕様扱いでした
逆転後回復が乗らんし素ステ回復が代わりに乗りもせんしハート回復量も変わらんしどういう事ですか上乗せステ値はどこ行ったのかと諸々聞いてみたのですが…
有志検証の仮説、拳士・マルリス等の「内蔵エンハ付き攻撃変化」と同様でした、終了#ぷよクエ
これらは公式から部分的に公開された「仕様」として扱って良いと思います。 問い合わせてくれた人に感謝ですね。
他にも逆転ステージ絡みで公式から仕様と公開されているものがあれば教えて下さいm( )m
逆転理論
運営から部分的にしか仕様が提示されない以上、プレイヤーが実際に観測できる情報から理論を構築していくしかありません。
通常ステージの計算はシンプルなため誰に聞いても同じような答えが返ってくるでしょうが、 逆転ステージについては人によって説明が異なったり、ググるたびに違う説明に出くわし面食らうことがよくあります。 逆転ステージをどのように解釈しているかが人によって異なるため複数の説明の仕方が存在するためです。
従来は「攻撃と回復の値を入れ替える」という理論をベースとした解説が多かったと思います。 本記事では「参照ステの切り替え」という理論をベースとして逆転ステージの解説を試みます。
本理論を「現代逆転理論」と名付けました。たいそうな名前ですが現代〇〇理論って言いたかっただけです。
これでまたググるたびに出てくる異なる説明が増えてしまいましたね(てへぺろ)。
現代逆転理論 (基礎)
現代逆転理論の基礎理論を示します。
- 発生した攻撃力または回復力の計算時に参照するステータスが切り替わる (攻撃ステ ←→ 回復ステ)
- 条件リダスキ、条件エンハはかかる対象が変化する (攻撃力 ←→ 回復力)
- ステータスには補正がかかる(逆転補正)
- 攻撃ステ0.5倍、回復ステ2.0倍
闇天使スキルの通常ステージと逆転ステージの計算フローの違いを簡単に図示します。
基礎理論の3項目は赤色の矢印と吹き出しで記載しています。 「参照ステの切り替え」というのは図にすると単に矢印の出発点が変わるだけとして表現されます。
同様に通常攻撃の通常ステージと逆転ステージの計算フローの違いも図示します。
この図を頭の中でイメージできるようになれば逆転ステージは理解したも同然です。
なお、冒頭で紹介した記事中の図では何の倍率がどこでかかるかまで記載しているので詳細を知りたい方はそちらを参照して下さい。
これら3項目については覚える必要があります。 その他の逆転ステージで見られるいつもと違う現象については、 基礎理論から論理的に思考していくか、図を見ながら矢印を逆にたどっていけば求められるので覚えなくても大丈夫です (覚えておくと毎回考えなくていいので楽できます)。
用語の整理
用語の整理しておきます。プレイヤー間で共通の理解が得られている用語ではありません。
- 攻撃ステ、体力ステ、回復ステ
- カードボックス上で表示される数字におうえんボーナスを加算して、 さらにタワボ、特攻、リダスキ、エンハなどを乗算した値
- クエスト時は体力ステは常に表示されている
- 参照ステ
- 攻撃力・回復力を計算するときのベースとなる値
- 攻撃ステ、体力ステ、回復ステのどれを参照するかは攻撃または回復手段と逆転環境かどうかで決定される
- 体力ステや図鑑数などを参照するスキルもあるが本記事では触れない
- 攻撃力、回復力
- なぞり消しやスキル発動などにより攻撃または回復が発生するときに、 味方カード上に表示される数字
- 参照ステをベースになぞり倍率やスキル倍率を乗算して求める
- 条件エンハはこの値にかかる
- ダメージ
- 攻撃力に盾、盾破壊、状態異常などを乗算し、敵カード上に表示される数字
逆転環境と逆転補正
これまでの検証で逆転補正は逆転ステージ、かつ、再逆転していない場合にのみ補正がかかることが分かっています。
また、通常ステージでラビダンリーダーの場合の計算と逆転ステージでの計算は逆転補正のみということも分かっています。
ここから、逆転ステージ=逆転環境+逆転補正という式が成り立ちます。
逆転環境という用語についてはきはくなペルヴィスの追記事項の表現を短縮したものです。
「攻撃と回復が逆転する効果」が発動した環境下では、
まとめると以下のようになります。
- 通常ステージでラビダンリーダーにすると逆転環境になります。
- 逆転ステージは最初から逆転環境ですが、ラビダンリーダーにすると逆転環境ではなくなります。
- 逆転補正は逆転ステージ、かつ、逆転環境の場合にかかります。
逆転補正の表現方法
逆転ステージ、かつ、逆転環境では逆転補正として「攻撃ステ0.5倍、回復ステ2倍」倍率がかかります。
従来の「値を入れ替える」理論では逆転補正にまで考慮が及ぶとややこしさを実感します (しました)。 理由はステ値が逆転前と逆転後と2つ出てくるため、同じ意味でも表現方法が2つ存在するためです。
- 「逆転前の攻撃0.5倍」と「逆転後の回復0.5倍」が同じ意味
- 「逆転前の回復2.0倍」と「逆転後の攻撃2.0倍」が同じ意味
これが本当にややこしかったです。 例えば「闇天使のスキルは逆転してこうげき×10になるんだから、、、えーっと例の補正は逆転後の攻撃2倍が乗るのかな? なにそれめっちゃつよそう」という勘違いをおこします(しました)。
今まで図で示してきたように、現代逆転理論では攻撃ステ・回復ステ・参照ステの3つで逆転ステージを表現します。 そのため、逆転補正の表現も「攻撃ステ0.5倍、回復ステ2倍」の1パターンのみとなるので覚えやすいと思います。
ラビダンと逆転ステージの違い
「ラビダンと逆転ステージの違いは逆転補正以外にはないか?」という問題についてですが、 何かが「ない」ことを証明するのは不可能なので、正式な答えは「(それは悪魔の証明なので)分からない」となります。
ただ、先程示した動画で逆転ステージで料理人のややこしいリダスキを使いつつ、 攻撃参照スキルと回復参照スキルの計算結果をゲーム内に表示される数字ときっちり一致させられているので、 違いはないんじゃないかな〜と思ってはいます。
今後さらに検証が進んだり、新スキルが出ることで違いが出てくるかもしれません。
現代逆転理論 (応用)
基礎が理解できたらその知識を応用していきましょう。
タワボ、特攻、コンビ
全ステータスに同じ倍率がかかるので逆転の有無は無視できます。
リダスキ
これは計算フローを眺めながら考えると簡単です。
- 闇天使デッキの場合
- 図の矢印を逆にたどっていく → 攻撃ステにたどり着く → 攻撃に倍率が乗るリダスキを採用
- 通常攻撃デッキの場合
- 図の矢印を逆にたどっていく → 回復ステにたどり着く → 回復に倍率が乗るリダスキを採用
攻撃力計算時に参照するステが切り替わるので、結果的にスキル説明文とは逆のリダスキを採用する形になります。
通常エンハ
リダスキと同じです。
- 闇天使デッキの場合
- 図の矢印を逆にたどっていく → 攻撃ステにたどり着く → 攻撃に倍率が乗るエンハを採用
- 通常攻撃デッキの場合
- 図の矢印を逆にたどっていく → 回復ステにたどり着く → 回復に倍率が乗るエンハを採用
スキル中エンハ
スキル発動中の間、通常エンハとは別枠でエンハをかけるスキルがあります。 大きく分けてスキル攻撃か通常攻撃変化スキルに分けられます。
これも検証動画をアップしています。
フィールド効果のエンハ
テンキッズのフィールド効果の攻撃1.5倍も通常エンハとは別枠で攻撃ステにエンハが乗ります。
スキル攻撃
具体例:
- ラフィソル
- このスキル発動中、味方全体の攻撃力を1.5倍にし、
- サタン&カーバンクル
- このスキル発動中、味方全体の攻撃力を2.4倍にし、
発生した攻撃力にスキル中エンハは乗らず、全消しにより発生した回復力に乗ります。 逆転環境ではラフィソルは★6と同じの38.2倍、サタカバは14.2倍です。 通常エンハと同じように攻撃ステにかかるけど、スキル砲の攻撃力を計算するときは回復ステを参照するので乗らないという理解です。
通常攻撃変化スキル
具体例:
- ルリシア (連撃化)
- 味方全体の通常攻撃を「こうげき」×1.5の3連続攻撃にする
- マルリス (全体化)
- このカードの通常攻撃を「こうげき」×10の全体攻撃にする
発生した攻撃力にスキル中エンハは乗らず、通常攻撃ついでにハートを消して発生した回復力にも乗りません。 通常攻撃変化スキルなので通常攻撃の計算時にのみ攻撃ステに倍率がかかるという理解です。
- なぞり消しによって発生した攻撃力計算時
- 攻撃ステにかかっている(と思われる)が、攻撃力は回復ステを参照して計算するから乗らない
- 攻撃ステにかかっているかどうかをプレイヤーが観測する手段がない
- なぞり消しによって発生した回復力計算時
- 回復ステを参照して計算するけど、回復力計算時には通常攻撃用のスキル中エンハは無関係なのでかからない
ちょっと無理やり感ありますね(笑) でもサンタザッテ事件のときに問い合わせた方が得た回答によるとこれが仕様らしいので そういうものと理解するしかないです。
なお、逆転環境でのルリシアは単なる3連撃となり剣シグと同じスキル効果です。 よって、バランスタイプで回復ステがルリシアより高い剣シグのほうが青回復殴りデッキでは優位です。
逆転ステージをラビダンで再逆転させた場合は逆転環境ではなくなり通常ステージと同じになります。 その場合はスキル中エンハはもちろん乗るので当然剣シグよりルリシアのほうが優位になります。
チャーミードラコ
チャーミードラコのスキル表記は通常攻撃変化と似ててややこしいです。
フィールド上の色ぷよの数×「こうげき」×1.3の属性攻撃を与え、
この1.3倍は「こうげき」ではなくて「フィールド上の色ぷよの数」にかかるので、 色ぷよ数が48個なら、「こうげき×63.4倍の属性攻撃を与え、」となります。
これは逆転ステージでも通常ステージと同じスキル倍率が出るということです。
連鎖倍率
連鎖倍率は逆転環境の影響を受けないのでそのまま倍率がかかります。 連鎖増幅効果倍率や連鎖係数倍率も同様です。
そのため、アルカバやまぶサタの連鎖係数2.4倍は逆転ステージでも有効で 42.032倍 (14.2 + 14.2 × 1.96) が出ます。
むチューなシグやナイスバッターアミティなどのだいれんさチャンスフィーバーも同様です。
条件リダスキ
逆転環境では条件リダスキは回復力にかかります。
条件リダスキは複数あります。 それらの全キャラで検証することはしていませんが、 以下のリダスキは回復力にかかることを検証済みです。
- フェスロック
- ○属性のみで攻撃を行った場合、与えるダメージが1.4倍になる。
- 蒸気魔導
- 3属性以下の攻撃で攻撃力をさらに1.3倍にする
- あかきウィッチ
- 3属性以上の同時攻撃で味方全体の攻撃力をさらに1.4倍する
- レガムント
- 3連鎖以上で味方全体の攻撃力をさらに2倍にする
- はりきるドラコ
- 12個以上のぷよを同時に消すと味方全体の攻撃力が5倍になる
基本的には「○○するとさらに攻撃力が△△倍になる」と共通の表現になっているので 「条件」と「倍率」が異なるだけで動作は同じと考えています。 フェスロックだけ「与えるダメージが」と危うい表現になっていますが、 注意文が追記されて結局同じ動作とのことです。
「条件」は「3連鎖以上」や「3属性以下の攻撃」などいろいろありますが、 実際に攻撃を発生させてみないと条件を満たしたかどうかを確認できません。 そのため、スキル発動時点で攻撃ステにかけておくことはできず、 発生した攻撃力にかけるという実装になったと解釈しています。
条件エンハ
これは以前検証しているのでその動画を見ていただくのが早いかと思います。
逆転環境では条件エンハは機能が逆転して「条件付き回復力エンハ」となります。 条件を満たそうが逆転環境では攻撃力にはかかりません。
条件エンハは条件リダスキと同様に攻撃ステではなく発生した攻撃力にかかるためと解釈します。 このあたりが通常エンハとは違う点です。
回復ステにエンハがかかるのではなく、ハートを消すなどして発生した回復力に倍率がかかる点に注意してください。 初音ミクやマジカル猫シリーズのような攻撃と回復を参照するスキルの場合でも条件エンハは乗りません。 攻撃+回復の回復の部分にだけ条件エンハはかかるという認識は誤りです。
チャージ
チャージ開放時の1.4倍については通常ステージと同じで逆転してても乗ります。
チャージは発生した攻撃力を3Tの間溜め込んで開放時にさらに1.4倍にして攻撃するものです。
チャージ開放時に攻撃力にさらに倍率をかけるというのは条件エンハと同じにように見えますが、 チャージは逆転せずに攻撃力に倍率がかかることを説明するのは難しいです。
チャージの開放は実質4T目の頭なので倍率がかかるタイミングが異なるからと言ってしまえばそれまでですが、 うまく消化しきれていないというのが本音です。
条件エンハとチャージの統一理論は今後の課題です。
状態異常、盾破壊、クリティカル、ダメージアップ、フィールド効果(与ダメ上昇)
これは冒頭で紹介した別記事の図の下のほうにまとまっています。
矢印の色で判断すると通常ステージと逆転ステージで共通の処理になります。 逆転ステージだからと行って特別なことはありません。
ちなみにクリティカルに関しては以前は攻撃ステを参照した攻撃力にしか発生しなかったのですが、 2019年11月に仕様が変更されています。
回復力
逆転ステージで闇天使デッキの場合、ハートを1個消すだけで何十万と回復します。
図の矢印を回復力から逆にたどっていくと攻撃ステに行き着きますね。 闇天使デッキではリダスキは攻撃に倍率が乗るカードを採用するのはすでに述べたとおりです。 高い攻撃倍率の乗った高い攻撃ステを参照しているわけですから逆転補正で半減していても何十万と回復できるわけです。
適当に計算してみます。
攻撃ステ平均5000、リダ4倍、サポ4.5倍、タワボ3倍、特攻1.6倍、コンボなしの条件だとハート1個で約22万回復します (最後の0.5は逆転補正)。
5000 * 4 * 4.5 * 3 * 1.6 * 1.0 * 0.5 = 216,000
コンボマなら44万ですね。
コンボ
通常ステージと同じです。1コンボに付き2%が攻撃ステに加算され、最大で100%加算となります。 50コンボで攻撃ステ2倍と覚えましょう。
攻撃ステに加算されるということは逆転ステージでは以下の現象としてあらわれます。
- 闇天使のスキル攻撃にコンボが乗る
- 通常攻撃にはコンボが乗らない
- 回復力にコンボが乗る
この現象をそのまま理解しようとすると「逆転ステージではコンボは回復にかかる」 みたいな謎の暗記項目が増えてしまいます。
現代逆転理論ではコンボは通常ステージと同じようにかかるが、 参照するステが切り替わるから結果的に現象が変わってくると考えます。
基礎から理解することで逆転環境でのコンボを特別扱いする必要がなくなります。
被怯え・被攻撃力減少の影響
被怯えは攻撃ステ0.5倍です。 被攻撃力減少の減少率は敵によって異なりますが攻撃ステが減少することは同じです。
攻撃ステが減少するということは逆転ステージでは以下の現象としてあらわれます。
- 闇天使のスキル攻撃の攻撃力が下がる
- 通常攻撃のダメージは影響を受けない
- 回復力が下がる
これもコンボと同じ考え方です。 被怯え・被攻撃力減少は通常ステージと同じように攻撃ステにかかるが、 参照するステが切り替わるから結果的に現象が変わってくるということです。
敵も同じ
攻撃ステが減少しても通常攻撃のダメージは影響を受けないというのは敵も同じです。
敵に対して怯えを入れたりSUNやフィーバー動物シリーズのスキルで攻撃力を減少させても、 こちらの被ダメージは下がりません。
被回復力減少の影響
被回復力減少は回復ステが減少されます。 ということは逆転ステージでは以下の現象としてあらわれます。
- 闇天使のスキル攻撃は影響を受けない
- 通常攻撃の攻撃力が下がる
- 回復力は影響を受けない
図で考えれば簡単ですね。
新月シェゾのリダスキ (回復力1/5) の影響
これは被回復力減少の影響で述べたことと同じです。 通常攻撃の攻撃力は下がるが、闇天使のスキル攻撃やハートを消した場合などの回復力は影響を受けないということでした。
敵によって回復ステを減少されるのかリダスキでセルフ回復力減少をするのかの違いでしかありません。
新月シェゾのスキルは通常攻撃エンハなので入れるとしたら闇天使デッキのエンハ役となります。 その場合、通常攻撃の攻撃力が下がっても何の問題もありません。
逆転環境では新月シェゾの回復力1/5は無視しても問題ないことが分かります。
無限タフネス計算
熱砂の無限タフネスを維持するには体力を全快する必要があります。 逆転環境下での回復力計算は攻撃ステを参照するので、リダスキの攻撃倍率・コンボ・逆転補正・被怯え・被攻撃力減少が影響します。
キングオブさかな王子デッキを例に体力を全快するまでに必要なハート数を計算してみましょう。
計算結果は麻痺チャージデッキがハート2.28個、遅延ループデッキはハート1.41個となりました。
コンボは0、ギューラはLv1、他はすべて攻撃マックスで計算しています。 無限タフネス計算は体力と回復力の比率を求める計算なので、全員の全ステに同じ倍率がかかるタワボや特攻は無視できます。 クリティカルは回復力計算には影響しないので、キングオブさかな王子は実質全ステ3倍リダとなるため、 無限タフネスを維持するために必要なハート数が増えてしまいます。
敵の行動パターンやプレイヤースキルにもよりますが、 コンボなしの麻痺チャージがハート2.28個を必要とするのはちょっと厳しいかなと感じます。 コンボマなら1.14個まで減るのでこれなら行けそうな気がします。
逆転ステージでのコンボは闇天使の攻撃力だけでなく無限タフネスの維持(=ループイン成功率) にも大きな影響を与えることが分かりました。
このことから以下の戦術が導けます。
- 上位ギルド
- 0ダメ撤退を徹底してさっさとコンボマにする
- スタンダードギルド
- コンボ数が低くて回復が追いつかずループインが難しい場合は狩猟民を借りる
- 狩猟民は攻撃3.5倍・体力1.0倍なので熱砂の相方にすると無限タフネスの維持が容易
- さらに狩猟民自体も1回だけタフネスを持っているので保険もばっちり
- スキルは通常エンハで枠に無駄がない
- 通常エンハ3.5倍は今の時代だと物足りないかもしれませんがループインできなきゃ意味ないので。
- コンボマに到達したらより攻撃的なデッキに変更する
- コンボ数が低くて回復が追いつかずループインが難しい場合は狩猟民を借りる
闇天使の育成
とっくん
闇天使のとっくんは攻撃と回復のどちらを選べばいいか?という質問は初心者あるあるだと思います。
ここまで読んでいただいた方なら、図の矢印を逆にたどれば攻撃ステに行き着くから、 逆転ステージで闇天使を使う場合は攻撃特訓で良いと自分でわかると思います。
回復にプラスを振るかどうかについても、逆転ステージでの回復力は攻撃ステを参照するし、 回復ステにプラスを振っても通常攻撃で100とか与えてるダメージが101ぐらいになるだけだから 意味がないということもわかると思います。
ただ、通常ステージで闇天使を使う場合は回復ステが重要になるのでプラスは振っておきたいですね。 その機会は現環境ではあまりありませんが。
スキラゲ
闇天使のスキルは発動35、他のスキルは40です。 従来は他のスキルの足並みが揃わないため闇天使だけスキルマ発動30にしても逆転全盾ではあまり意味はありませんでした (闇天使早撃ちしてた人は除く)。
しかし★7蒸気魔導によって3T継続の高倍率の通常エンハが実装されたことで状況は変わりました。 蒸気のフルパワーが発動55なので、2T30個消しループをすることで闇天使は2Tに1回、 蒸気魔導は4Tに1回フルパワーで発動することができます。
通常エンハとは足並みがピッタリ揃うようになりましたが、 マジカルウォールの盾破壊スキルが2Tで足を引っ張ったままなので、 現状だと麻痺チャージデッキでしかこの恩恵には預かれません。
麻痺チャージデッキでの2T30個消しループのスキルタイミングチャートを掲載します。
闇天使は2Tループ、蒸気魔導は4Tループ、それ以外は3Tループです。 チャージ中の闇天使の発動回数に注目すると2回と1回を交互に繰り返す形なので、総ダメージとしては単純計算で1.5倍になります。 麻痺チャージならチャージ開放時に盾を破壊できていればいいので盾破壊スキルは2Tのままでも恩恵に預かれるということですね。
蒸気マジ壁などが実装されて盾破壊も3Tになったら闇天使2枚の耐久デッキでも2T30個消しループができるようになるので、 今からコツコツ2枚目もスキルマへ育てておきたいですね。 その頃には蒸気闇天使とか出ているかもしれませんが😅
終わりに
いかがでしたでしょうか。
参照ステの切り替えをベースとした逆転理論で逆転ステージを解説してみました。
従来の値入れ替え理論のほうがわかりやすいと感じた人もいるかもしれません。 どの理論が自分にあっているかは人それぞれだと思いますし、新たな逆転理論が生まれる余地はあると思います。 新たな理論ができた時はぜひ教えて欲しいです。
参考情報一覧
本記事の執筆に当たり以下の情報を参考にさせていただきました。 貴重な情報ありがとうございますm( )m
逆転は 攻撃⇔回復
— はっぱさん (@happa_puyo) 2018年6月10日
✕逆転後の攻撃2倍 回復は1/2 コンボは回復力に乗る。
〇コンボ通常通り攻撃力
リダスキとか全て計算終わってから、逆転ステージ補正(逆転後、攻撃2倍、回復1/2)がのる。
以降スキルはその最終ステータスに倍率をかける。
こんなんだっけ?
https://ch.nicovideo.jp/mazisuyo/blomaga/ar1846103
以上!