なつやすみのエリサのアビリティの被ダメカットを活用したデッキを作ってみました！ 2021年7月13日実装の新規カードです！！

カード情報
- MAXステータス＆コンビ
ぷよクエのスキル体系
通常ステージ（全盾）のデッキ例
- 【まっくらなつやすみスイッチ】タフネス貫通240万対策
- 【大ラグなつやすみスイッチ】タフネス貫通240万対策
ダメージ計算条件
参考文献

ダメージ計算条件は記事末尾。デッキ画像をタップすると計算の詳細が表示されます。

変更履歴

2021.07.17
- 大ラグバージョンを追加
- 大ラグとまっくらヴァハトの比較を追加
2021.07.16
- 初版

カード情報

スキルは2連鎖条件の条件エンハ（★6は3連鎖条件）、連鎖のタネ付きなので便利です。発動個数は40で普通。

リダスキはあんどうりんごやクローラスと同じですね。

アビリティはハートを消すとスタメンの被ダメージカット20％とチャンスぷよ生成。

チャンスぷよは左上固定

異邦シリーズ以外でのアビリティは初めてで、スタメン全体に効果を及ぼすアビリティも初めてです。

ハートを消さないと発動しないので、先制攻撃は軽減できません。

MAXステータス＆コンビ

黄紫のこうげきタイプで、こうげきステは最大5894。

状態異常耐性は麻痺と毒。

コンビは「ガールズ」「天空」「ナゾ多き」「めがね」。

夏恒例(?)の頭にハートメガネを刺しているカードなので、通常エリサが持つコンビに加えて「めがね」を持っています。

ぷよクエのスキル体系

いい機会なのでぷよクエのスキル体系を整理しておきます。太字は一般用語でそれ以外はぷよクエ用語です。

スキル（一般用語）
- アクティブスキル
  - スキル（ぷよクエ用語）
  - フルパワースキル
- パッシブスキル
  - リーダースキル
  - 特攻
  - アビリティ
  - バトルスキル

まず、「スキル（一般用語）」はアクティブスキルとパッシブスキルに分類されます。

アクティブスキルはプレイヤーの意思で発動するもので、ぷよクエだと光ったカード（フルパワーだともっと光ったカード）を押したときに発動するものです。

パッシブスキルはプレイヤーの意思とは関係なく、条件を満たしていれば勝手に発動するものです。ぷよクエだとリーダースキルや特攻が馴染み深いパッシブスキルの例です。

リダスキはカードをリーダーかサポータの位置に置くという条件を満たすと発動し、効果はステータス補正、なぞり増、スキル発動減少、ダメージカットなど様々です。

特攻はデッキ内に入れるだけで発動し、ステータス補整やアイテムドロップ増加などの効果があります。ギルイベ特攻はデッキ全体のステータスに補整をかけます。デッキの控えに入れていても効果が発動します。プワチャレの特攻は自身のステータス補整だけなので控えだと意味はありませんが。

アビリティは新進気鋭のパッシブスキルで、スタメンに入れていて、かつ、各カードの条件を満たすと発動します。控えでは条件を満たしても発動しません。封印されていても発動してくれるのは嬉しい点です。

参考：

www.weblio.jp

通常ステージ（全盾）のデッキ例

【まっくらなつやすみスイッチ】タフネス貫通240万対策

アルカバ1発で23.6億、フルパワー34.6億。

比較用デッキ

比較用デッキは体力4倍サンド殴りデッキで、5分離＋チャンスぷよで26.0億、フルパワー38.2億です。

ーーーー

想定したボスは、

赤ボス
先制攻撃なし
1T目に全体タフネス貫通240万
2T目以降はゆるゆる
怯え盾なし、遅延盾あり

というものです。

まっくらヴァハトの開幕怯え付与、シズナギの体力4倍、なつやすみのエリサのアビリティを活用した超耐久志向のデッキです。スライドデッキだと特攻を入れる隙間がなく耐久力は下がってしまうので、スイッチデッキにして特攻を2枚確保しています。

開幕怯え付与は「クエスト開始時」なので、敵の先制アクションの後で効果が発動します。似た性能の大勇者ラグナスやロックなハーピーの開幕攻撃ダウンは、「クエスト出発時」なので先制攻撃にも対応できます。今回は1T目に強攻撃をしてくるボスを想定したので、「クエスト開始時」でも問題はありません。

怯え付与でこうげきステ半減、アビリティで20％カットなので被ダメを合計60％カットできます。さらに、ヴァルカバとシズナギにコンビを乗せ、たいりょくステをアップすることで守りを固めます。エリサの隣にミクロンを2枚並べると「ナゾ多き」にコンビを持っていかれるので注意。敵の攻撃でエリサを含めた先頭の4枚を落とすことで、控えの4枚が出てきてスイッチ完了です。

ヴァルカバの加速はチャンスぷよとの相性がいいので、アビリティによるチャンスぷよ生成とも噛み合っています。チャンスぷよは左上固定で消しにくさがありますが、チャンスぷよを1Tで消化しきることが難しくなる＝次のターンでもヴァルカバを最大戦速で運用できる、とポジティブに考えることができます。

エリサのリダスキはとても優秀ですが、耐久という観点で考えると単なる体力3.5倍のありふれた倍率でしかありません。アビリティはデッキの中身でも発動するので、超耐久デッキではエリサは中身で運用したいカードです。

全体タフ貫240万という攻撃自体はなかなか実装されないと思いますが、ぷよクエはタワボによるギルド格差が大きいゲームでもあります。タワボマ勢には普通に受けきれる攻撃でも、低タワボ勢には致命傷になることはままあります。

なつやすみのエリサは中身運用でも被ダメをカットできるため、低いタワボで頑張っている人にとっては心強い味方になるでしょう。

体力4倍サンドの耐久力

おうえん体力775、たいりょく特訓時の被ダメ計算

素のデッキで240万の攻撃に耐えるには、有利色の体力4倍で挟んだ上で、たいりょく特訓して、おうえんデッキでたいりょくステを775以上底上げする必要があります。こうげき特訓ではおうえん理論値（たいりょくステ+1617）でも耐えられません。

大自然を巡るサゴがコンビを切ってしまうのと、CCアルルが低コストゆえステが低いので、この2枚はベンチスタートです。コンビが乗らないとおうえん理論値でも耐えられないので、一気通貫でコンビを乗せられるように、ガールズの特攻2枚を犠牲として表に出しておくのがポイントです。

体力4倍サンドによるシンプルな耐久デッキでは、たいりょく特訓することで、なんとか240万に耐久できることが分かりました（タワボ3倍前提）。

おうえんデッキの理論値や、おうえん適正のあるカードについては、uniさんのツイートを参照してください。

体力応援1100以上まとめ pic.twitter.com/y14sqcGMgl
— uni (@uni4u_) 2021年7月6日

まっくらなつやすみの耐久力

おうえん体力600、こうげき特訓時の被ダメ計算

まっくらヴァハトは落としやすいように★6のLv1で計算していますが、★7でもこの想定ボスならスイッチできます。

被ダメ計算の被弾後の残り体力を見ると、こうげき特訓のヴァルカバでも1割ほど余裕を残して耐えられることが分かります。

耐久に必要なタワボを逆算してみると、2.74倍あれば240万を耐えられます。ヴァルカバをたいりょく特訓すると、必要なタワボは2.34倍まで下がります。

「たいりょく特訓、おうえん1000、ヴァハト★7、エリサあり」の場合だと、必要なタワボは2.12倍にまで下がります。ちなみに、この条件でタワボ3倍だと340万まで耐えられます。

実はタワボ3倍の場合だと、ヴァルカバをたいりょく特訓したり、まっくらヴァハトを★7にすることで、エリサなしでも耐えられたりします。

タワボや耐久ラインの逆算結果の詳細については以下を参照してください。たいりょくステはヴァルカバの値です。

各条件での耐久に必要なタワボの逆算（エリサあり）

各条件での耐久に必要なタワボの逆算（エリサなし）

【大ラグなつやすみスイッチ】タフネス貫通240万対策

まっくらヴァハトの開幕怯え付与を大ラグの開幕攻撃ダウンに変更したデッキです。

大ラグの攻撃ダウンは40%なので怯えの50%よりは低いですが、体力倍率が4倍あるため、まっくらヴァハト（☆6で3倍、☆7で3.2倍）より耐久ラインが上がります。

大ラグのリダスキの範囲は黄色と紫であり、ヴァルカバとシズナギは副属性でそれぞれ黄色と紫を持っているので、大ラグのリダスキを乗せることができます。

なつやすみのエリサと大ラグ自身にもリダサポ両方のリダスキは乗りますが、属性相性によるダメージ差でスイッチできます。

耐久ライン計算

まっくらヴァハトより耐久ラインが上がるため、タワボ3倍なら「エリサなし・こうげき特訓」でも240万は耐えられます。また、「エリサあり・たいりょく特訓・おうえん理論値」の場合の耐久ラインは370万になります。

大ラグとまっくらヴァハトの違いをまとめました。

	大ラグ	まっくら
範囲	黄紫	青
体力	4倍	☆6で3倍 ☆7で3.2倍
効果	攻撃ダウン 2T(40%)	怯え2T
発動タイミング	クエスト出発時	クエスト開始時
怯え盾の影響	受けない	受ける
先制攻撃の軽減	できる	できない